先日、お客様先にて25年間、一度もクリーニングをしたことがなかったレンジフードのシロッコファン(内部についているファン)が、何をしても、どうやっても取れず、クリーニングできないという事態が発生、クリーニングを断念することになってしまった。

対して、上記同様に25年ほど使用されているが、こまめにクリーニングをしていたお客様のシロッコファンは、何も問題なく簡単にはずれ、ピカピカに綺麗になる。

外れればなんとかなる

取れないシロッコファンは、モーターの軸に油で固着してしまっている。アルカリ洗剤をつけて、ドライヤーで温めると大抵取れるが、今回は時間をかけても全く取れなかった。無理をしてしまうと軸が曲がったり、壊れたりしてしまい、レンジフードとしての機能を失ってしまう可能性を感じ、お客様と相談の上、外すのを断念した。

清掃する、クリーニングをするということは、メンテナンスをすることと同意となり、設備の寿命を延ばしていることを実感した。

また、フィルターの目詰まりやファンへの油の付着により吸引力が弱まると、油が吸えなくなってしまうため、レンジフードの周りや、ご自宅の壁、さらにエアコンなどの家具に油が付着してしまい、家全体が汚れてしまう。

油の使用状況や経過年数で変わってきますが、できれば2年から3年に1回、業者にクリーニングを依頼していただくことをお勧めします。